経口毒と経皮毒について
経口毒とは、、、、、、口から毒(有害化学物質)を吸収すること
経皮毒とは、、、、、、皮膚を通して毒(有害化学物質)が体に吸収されること
日本では、一人当たり年間添加物摂取量は4キログラムといわれていますが、経口から吸収
された毒(有害化学物質)は約90パーセント排出されるのに対し、経皮から吸収された毒
(有害化学物質)の排出率は10パーセント程度です。
このように有害化学物質は皮膚から吸収されると体外に排出されにくく、体内に蓄積されて
アトピー、癌などの原因になったり、肝臓、生殖機能に影響を及ぼすといわれています。
最近では妊婦さんの羊水の汚れが増加し、次世代に毒性の負担をかけるようになってしまいました。
経皮毒となる有害化学物質は、シャンプーや洗剤などに含まれる界面活性剤、リンスに含まれれる
陰イオン系界面活性剤、着色料、保湿剤など1500種類程あります。経皮から有害物質を吸収しやすい 条件として、 皮膚の柔らかい部分と、そしてお風呂で体が温まり細胞が活性しているときで、通常の10倍 も吸収するといわれています。入浴際入りのお風呂でゆったり温まって、シャンプー&リンス、石鹸で体を あらって、洗顔は幸せなひと時ですが、有害物質を体に招き入れる好条件でもあるわけです。
有害物質を収集する部位と割合(腕の部分を1として)
性器(42.0) 頬(13.0) 首(6.0) 脇の下(3.6)
頭皮(3.5) 背中(1.7) 手のひら(0.83)
足首(0.24) 足の裏(0.14)
有害物質を排出する部位と割合
便(75%) 尿(20%) 汗(3%) 毛髪(1%) 爪(1%)
アーユルヴェーダの考える経皮治療と浄化
皮膚を介して有効成分を経皮吸収させたり、皮膚細胞に作用させることで体内の細胞から浄化をうながす。
皮膚を刺激することで循環促進を自律神経機能に作用して、脳血流の変化、物質的な浄化を促す。
触れること(スキンシップ)で心地よさ、安心感など心理的な浄化を行う。
このようにアーユルヴェーダでは肉体と心(メンタル)の経皮治療と浄化を行います。